IST請願の会、民主党
法務部門会議に出席

 IST請願の会は4月15日に民主党の法務部門会議の二重国籍に関するヒアリングに出席を求まれ、その席上重国籍容認を求める説明を致しました。またこのヒアリングには国際結婚を考える会から多大なるご協力を頂きました。
 この会に参加し、説明を行ったのは、当会の発起人石川徹、当会会員であり、国際結婚を考える会会員小暮朋子並びに島村真樹子、ピレー千代美の4名でした。
 石川はIST請願の会の立場から、小暮、島村は国際結婚を考える会の立場から、それぞれ説明を行いました。国会議員20名程と、その秘書等の方々が10名程、この部門会議に参加されました。
 まず石川が、事前に作成したレジュメに沿って、重国籍容認を必要とする人、重国籍を容認することによる問題点、フランスおよびイギリスが重国籍を容認するに至った理由などを説明致しました。
 次に小暮が国際結婚を考える会の機関誌に掲載された、重国籍が容認されない弊害に関するアンケートの説明を行いました。このアンケートは国際結婚を考える会の会員でもある、社会学研究の大学教員によってまとめられたものです。
 次にピレーが出生により重国籍を取得した子供が国籍選択を迫られた時の問題点を説明しました。これは当事者として関わる問題であり、当事者がどれだけ切実な思いでいるかを訴えました。
 最後に島村が海外に生活基盤を持つ日本人が居住国の国籍を取得するために、日本国籍を放棄する問題、重国籍の人権についての問題と節米しました。ドイツ在住者の例を取り、その苦しみを訴えました。
 その後、当会及び国際結婚を考える会の説明に対し質疑があり、例えば重国籍容認に代わる手段で問題解決をはかる事は出来ないのか、などの質問がありました。これには議員の方からも、代わり得る手段はないだろうと当方の主張を代弁して頂く一幕がありました。
 元法務大臣の中井 洽議員が、こちらの提出した資料、重国籍容認国リストなどから、資料全体の正確さに疑問を示され、該リストやその他の記述を見ると世界中で日本だけが重国籍を認めないように見えるが、本当なのかと質問されました。
 これに対し、先進国G8で認めていないのは日本だけだという事実などを含めて説明し、最後には中井議員も賛同の意を表されました。同議員は、民主党でプロジェクトチームを作り重国籍容認を法制化する方向で検討すべきだと発言されました。
 続いて、ある議員の方が、妹さんが外国籍を取り、日本国籍をなくしたため相続の手続きで大変な思いをしたことを披露され、外国籍取得後も日本国籍を維持しないと家族も本人も問題を抱えることになるということを話されました。
 今回の調査会出席で、参加された議員さん達に重国籍容認の必要性を強く説得出来たと思われます。特に中井議員がプロジェクトチームを作り、話を進めるべきだと発言されているので、民主党では重国籍容認という方向で話が進むだろうとの声もあり、実り多いものとなりました。
 この後も島村及びピレーは、自民党及び共産党の議員らを訪問し、積極的に重国籍容認を訴えました。